水道水で使える浄水型ウォーターサーバーおすすめランキング12機種|月額料金とフィルター性能で比較【2026年】

2026年10月29日

毎日の飲み水や料理の水を、スーパーで2Lのペットボトルを買って運んでいる方は多いのではないでしょうか。重い荷物を持ち帰る手間、空きボトルのゴミ出し、置き場所の確保。家族の人数が多いほど負担は大きくなります。

そこで注目されているのが、家の水道水を注ぐだけで冷水も温水もすぐに使える浄水型ウォーターサーバーです。月額は定額で、水をどれだけ使っても料金が変わりません。天然水のボトルを注文する宅配型と違い、ボトルの受け取りや保管も必要ありません。

一方で、浄水型は各社から似たような機種がたくさん出ていて、「月額はいくら違うの?」「フィルターの性能は?」「卓上と床置きどっちがいい?」と迷いやすいジャンルでもあります。契約期間や解約金の条件も機種ごとに大きく違います。

この記事では、水道水で使える浄水型ウォーターサーバーを12機種に絞ってランキング形式で紹介し、月額料金・フィルター性能・設置サイズ・契約条件を比較します。目的別のおすすめ、失敗しない選び方、賃貸で置くときの注意点、よくある質問まで、2026年10月時点の公式情報をもとにまとめました。自分の暮らしに合う1台を見つける参考にしてください。

水道水を入れるウォーターサーバーとは?浄水型の仕組みと宅配型・浄水器との違い

浄水型ウォーターサーバーは、ひとことで言えば「浄水器と電気ケトル・冷水機が一体になった家電」です。まずは仕組みと、ほかの選択肢との違いを押さえておきましょう。

水道水をフィルターでろ過して冷水・温水にする仕組み

浄水型ウォーターサーバーは、本体に入れた水道水を内蔵のフィルター(浄水カートリッジ)に通し、ろ過した水を冷水タンク・温水タンクにためて冷やしたり温めたりする仕組みです。蛇口から出る水をそのまま飲むのではなく、一度フィルターを通すので、カルキ臭のもとになる遊離残留塩素やカビ臭、総トリハロメタンなどを取り除いたうえで飲めます。

フィルターの素材は機種によって異なり、活性炭が中心のもの、活性炭にUF膜(中空糸膜)を組み合わせたもの、ナノトラップフィルターを使うものなどがあります。浄水器と同じく、「何種類の物質を除去できるか」は機種ごとに公表されているので、比較の大事な目安になります。家庭用の浄水器は消費者庁が所管する家庭用品品質表示法の対象で、遊離残留塩素や総トリハロメタンなど法律で定められた除去対象物質の表示が求められています。各社が「JIS S 3201の17項目」などと書いているのは、この表示ルールや試験方法に沿った数値です。

ろ過した水は、冷水はおおむね5〜10℃、温水は80〜90℃前後で保たれるのが一般的です。機種によっては常温水、再加熱(90℃前後の熱湯)、ECOモード(温度を少し下げて電気代を抑える機能)なども使えます。フィルターは数か月〜1年ごとに交換用が自宅に届き、自分で付け替えるのが基本です。

給水型(水道水補充型)と水道直結型の2タイプ

浄水型ウォーターサーバーには、大きく分けて2つのタイプがあります。

給水型(水道水補充型)は、本体上部などにある給水タンクに、ピッチャーやケトルで水道水を汲んで注ぐタイプです。コンセントがあれば置き場所を選ばず、工事が要らないので賃貸でも気軽に始められるのが強みです。今回のランキングでも12機種中10機種がこのタイプで、月額2,000円台から使えるものが多くあります。そのかわり、タンクの水が減ったら自分で補充する手間がかかります。

水道直結型は、キッチンの蛇口に分岐水栓を取り付けて、サーバーと水道を専用のホースでつなぐタイプです。水は自動で供給されるので、補充の手間がゼロで、たっぷり使っても水切れしません。そのぶん月額は4,000円台が中心で、設置にはスタッフの訪問が必要です。置き場所も蛇口から近い場所に限られます。

どちらが合うかは、使う量と設置環境で決まります。1日に数リットル程度なら給水型で十分、料理にもどんどん使う家族世帯や、補充を面倒に感じる方は水道直結型が向いています。

宅配型ウォーターサーバー・浄水器との違い

よく比べられるのが、天然水やRO水のボトルを届けてもらう宅配型ウォーターサーバーと、蛇口に付ける浄水器です。違いを表にまとめます。

比較項目 浄水型ウォーターサーバー 宅配型ウォーターサーバー 浄水器(蛇口直結・ポット型)
水の種類 水道水をろ過した水 天然水・RO水 水道水をろ過した水
月々の費用 定額2,000〜4,000円台(使い放題) 水代+サーバー代で4,000円前後〜(使う量で変動) カートリッジ代のみ(数百円〜)
冷水・温水 すぐ使える すぐ使える 使えない(自分で冷やす・沸かす)
ボトルの受け取り・保管 不要 必要 不要
注文ノルマ なし あることが多い なし
災害時の備蓄 ならない 未開封ボトルが備蓄になる ならない

宅配型との一番の違いは、水代がかからず定額で使い放題になる点です。宅配型は12Lボトル1本あたり1,500〜2,000円前後かかることが多く、料理にも使うと月の費用がかさみがちです。浄水型なら飲む量が多い家庭ほど割安になります。反対に、天然水ならではの味やミネラルを楽しみたい方、災害用の備蓄も兼ねたい方には宅配型が向いています。

浄水器と比べると、浄水器はコストが安い一方で、冷水・温水は自分で用意する必要があります。白湯やお茶、カップ麺、赤ちゃんのミルクなどですぐにお湯を使いたい方は、月額を払ってでも浄水型サーバーを選ぶ価値があります。

浄水型ウォーターサーバーおすすめランキング12選

機種名 月額(税込) タイプ・設置 フィルター性能 フィルター交換 主な特徴
エブリィフレシャス liteエブリィフレシャス lite 2,750円 給水型・床置き 32種類除去・PFAS除去率99.7% 年1回 上から注ぐだけ・月額が手ごろ
ウォータースタンド ピュアライフ Lウォータースタンド ピュアライフ L 2,860円〜3,300円 給水型・床置き 20項目除去(PFOS・PFOA含む) 9か月に1回 縛りなしプランなら解約金0円
クリクラ feel free putio(プティオ)クリクラ feel free putio 3,140円〜3,760円 給水型・卓上 JIS17項目+PFOS・PFOAなど 半年に1回 年1回サーバーごと交換
ハミングウォーター flowsハミングウォーター flows 3,410円 給水型・床置き PFAS除去に対応 8か月に1回 サポート体制が手厚い
Locca litta(リッタ)Locca litta 2,380円〜2,580円 給水型・卓上 29種類除去(PFOS・PFOA含む) 8か月に1回 月額の安さが魅力
ウォータースタンド ガーディアンウォータースタンド ガーディアン 4,400円 水道直結・卓上 20項目除去(PFOS・PFOA含む) 6か月に1回 補充不要・温水3段階
ウォータースタンド ピュアライフSウォータースタンド ピュアライフ S 2,530円〜2,970円 給水型・卓上 20項目除去(PFOS・PFOA含む) 12か月に1回 コンパクトで一人暮らし向き
シャインウォーターシャインウォーター 3,300円 給水型・床置き JIS17項目+PFOS・PFOA 3か月に1回 パステルカラー・温度3段階
エブリィフレシャス tall+caféエブリィフレシャス tall+cafe 3,850円 給水型・床置き 50種類除去(PFAS規制対象物質含む) 年1回 コーヒー抽出機能付き
しずくりあ Skitto(スキット)しずくりあ Skitto 2,640円 給水型・床置き 17項目除去(PFOS・PFOA含む) 6か月に1回 床置きで最安クラス
クリクラ feel free Fit 浄水型ウォーターサーバークリクラ feel free Fit 3,140円〜3,760円 給水型・床置き JIS17項目+PFOS・PFOA 不要(年1回サーバー交換) 高さ987mmの低めの床置き
ウォータースタンド アイコンウォータースタンド アイコン 4,400円 水道直結・卓上 20項目除去(PFOS・PFOA含む) 6か月に1回 幅18cmのスリムな直結型

ここからは、水道水で使える浄水型ウォーターサーバーのおすすめ12機種をランキング形式で紹介します。順位は、月額料金、フィルター性能(除去物質数・PFAS対応)、設置のしやすさ、契約条件の分かりやすさ、日々の使い勝手を総合して決めています。まずは12機種の要点を一覧で確認してください。

※料金は2026年10月時点の各社公式サイトの表示です。プランや地域によって異なる場合があります。水道代・電気代は別途かかります。

1位 エブリィフレシャス lite|水道水を上から注ぐだけで補充がラクな定番モデル

エブリィフレシャス lite

月額料金 2,750円(税込)※サーバーレンタル料・カートリッジ代・配送料込み
タイプ 給水型(上部の貯水タンクに水道水を注ぐ)・床置き
本体サイズ・重さ 幅260mm×奥行335mm×高さ1,240mm(ホルダー設置時)・18.9kg
除去物質 32種類(PFAS除去率99.7%)
フィルター交換 年1回・交換用カートリッジを無料配送(総ろ過水量1,200L)
温度 冷水5〜10℃(ECO約10〜15℃)/温水80〜85℃(ECO約70〜75℃)
初期費用・工事 初期費用・設置工事・訪問メンテナンス不要
解約金 レンタル開始から3年未満の解約で40,000円(契約時期により異なるため契約書面で確認)
支払い方法 クレジットカードのみ

メリット

  • 月額2,750円で浄水型の床置きとしては手ごろ
  • 上部のタンクに注ぐだけで、かがまずに補充できる
  • 32種類の物質を除去し、PFAS除去率99.7%と公表
  • カートリッジ代・配送料が月額に含まれ追加費用がない

デメリット

  • 常温水・高温水の機能はない
  • 3年未満の解約は解約金がかかる
  • 支払いはクレジットカードのみ

エブリィフレシャス liteは、フレシャスが展開する浄水型シリーズ「every frecious」の中で最も月額が安いモデルです。月額2,750円(税込)にサーバーのレンタル料、交換用カートリッジ、配送料がすべて含まれ、初期費用や設置工事もかかりません。2Lペットボトルを1日1本以上買っている家庭なら、それだけで元が取れる計算になります。

使い方は、本体上部の貯水タンクに水道水を注ぐだけ。給水口が上にあるので、床に置いたタンクを持ち上げる必要がなく、ピッチャーやケトルでそのまま注げます。フィルターは32種類の物質を除去し、公式ではPFAS除去率99.7%と案内されています。カートリッジは年1回自宅に届き、片手で回して付け替えられます。常温水は出ませんが、冷水と温水、ECOモードがあれば日常の飲み水や白湯、料理には十分です。「シリーズの機能はシンプルでいいから、月額を抑えて浄水型を始めたい」という方に最もおすすめしやすい1台です。

2位 ウォータースタンド ピュアライフ L|除去項目の多いフィルターで月額も抑えやすい

ウォータースタンド ピュアライフ L

月額料金 縛りなしプラン3,300円/3年プラン3,080円/5年プラン2,860円(税込)
タイプ 給水型・床置き
本体サイズ・重さ 幅260mm×奥行370mm×高さ1,204mm・22.7kg
除去物質 20項目(JIS S 3201の17項目+JWPASの3項目、PFOS・PFOAを含む)
フィルター交換 9か月に1回・無料でお届け
温度 冷水4〜8℃/温水約92℃/常温水
電気代の目安 月約462円(節電モード使用時の実測値)
タンク容量 給水タンク4.5L
解約金 縛りなしプランは0円/3年・5年プランは1年未満40,000円、1年以上3年未満20,000円(5年プランは3年以上5年未満10,000円)

メリット

  • 縛りなしプランなら解約金0円で気軽に始められる
  • 5年プランなら月額2,860円まで下がる
  • 冷水・温水・常温水の3温度が使える
  • 電気代の目安が月約462円と控えめ

デメリット

  • 3年・5年プランは途中解約で最大40,000円かかる
  • 個人の支払いはクレジットカードのみ
  • 重さが22.7kgあり移動は大変

ウォータースタンド ピュアライフ Lは、水道直結型で知られるウォータースタンドが出している給水型の床置きモデルです。最大の特徴は、契約期間を3つから選べること。「縛りなしプラン」は月額3,300円で、いつ解約しても解約金は0円です。長く使うと決めているなら3年プラン(3,080円)や5年プラン(2,860円)にすると、月額を抑えられます。

フィルターはJIS規格の17項目に、浄水器協会の自主規格(JWPAS)の3項目を加えた計20項目を除去でき、PFOS・PFOAも除去対象に入っています。交換フィルターは9か月に1回無料で届きます。冷水・温水に加えて常温水も出せるので、薬を飲むときや、冷たすぎる水が苦手な方にも便利です。「解約金の心配をせずに試したい」「本格的な床置きで3温度を使いたい」という方に向いています。

3位 クリクラ feel free putio|置き場所を選ばない卓上サイズで利用者の満足度も高い

クリクラ feel free putio(プティオ)

月額料金 お得プラン(5年)3,140円/スタンダードプラン(2年)3,440円/ライトプラン(1年)3,760円(税込・あんしんサポートパック460円込み)
タイプ 給水型・卓上
本体サイズ・重さ 幅240mm×奥行362mm×高さ415mm(床面は奥行280mm)・8.0kg
ろ過方式・除去物質 活性炭・UF膜・不織布の3層/JIS S 3201の17項目+PFOS・PFOA、水銀など
フィルター交換 半年に1回+1年に1回サーバー本体をまるごと交換
温度 冷水約5〜10℃/温水約80〜85℃/常温水/再加熱約85〜87℃/ECOモード
タンク容量 給水タンク3.0L・冷水1.0L・温水1.0L
その他費用 初期費用・設置工事不要/グレージュ・ペールブルーは初回のみカラーオプション料2,200円

メリット

  • 幅24cmの卓上サイズでキッチンカウンターに置ける
  • 1年に1回サーバー本体ごと交換するので衛生的
  • 常温水・再加熱・ECOモードまで機能が充実
  • 取水口直前のLED(UV)殺菌を搭載

デメリット

  • あんしんサポートパック460円が月額に含まれる
  • 給水タンクが3.0Lと小さめで補充回数は多め
  • 契約期間が短いプランほど月額が高い

クリクラ feel free putio(プティオ)は、宅配水のクリクラで知られるナックが展開する浄水型ブランド「feel free」の卓上モデルです。幅はティッシュ箱ほどの24cmで、床面の奥行も28cmに収まるため、一人暮らしのキッチンやリビングの棚にも置きやすいサイズです。

小さいながら機能は充実していて、冷水・温水に加えて常温水、約85〜87℃の再加熱、電気代を抑えるECOモードを搭載しています。フィルターはUF膜と活性炭、不織布の3層構造で、JIS規格の17項目に加えてPFOS・PFOAや水銀なども除去試験済みです。半年ごとのカートリッジ交換とは別に、1年に1回サーバー本体をまるごと新しいものに交換してくれるのがfeel freeの大きな特徴で、内部の汚れが気になる方でも安心して使えます。月額はあんしんサポートパック込みで3,140円からと、卓上型としてはやや高めですが、衛生面とサポートを重視する方に向いています。

4位 ハミングウォーター flows|サポートの手厚さで初めての浄水型でも安心

ハミングウォーター flows

月額料金 3,410円(税込)※北海道3,630円・沖縄3,740円
初期費用 初回出荷手数料2,200円(北海道・沖縄は3,300円)※初回設置から1か月間は月額無料
タイプ 給水型・床置き
除去物質 PFAS除去に対応したフィルター
フィルター交換 8か月に1回(総ろ過水量2,400L・1日約10Lが目安)
温度 冷水6〜10℃/温水80〜90℃/常温水/再加熱
電気代の目安 月約711円
チャイルドロック 温水ロック・完全ロック・ロックフリーの3モード
最低利用期間・解約金 2年/期間内の解約はサーバー引取手数料33,000円(税込)
支払い方法 クレジットカードのみ

メリット

  • 宅配型大手コスモウォーターの運営会社によるサポート体制
  • 常温水・再加熱が使え、チャイルドロックも3モード
  • 1日約10Lと、たっぷり使える浄水量
  • デザイン違いのBRUNO監修モデルも選べる

デメリット

  • 月額3,410円は給水型の中ではやや高め
  • 初回出荷手数料が別途かかる
  • 2年未満の解約は33,000円の引取手数料がかかる

ハミングウォーター flowsは、宅配型ウォーターサーバーのコスモウォーターを手がけるコスモライフが運営する浄水型サーバーです。宅配型で培ったサポート体制を浄水型にも生かしているのが特徴で、初めてウォーターサーバーを使う方でも相談しやすい安心感があります。

機能面では、冷水・温水・常温水に加えて再加熱機能があり、チャイルドロックは温水ロック・完全ロック・ロックフリーの3モードから選べます。フィルターは8か月ごとに届き、総ろ過水量は2,400L。1日約10Lまで使える計算なので、料理や家族全員の飲み水にもたっぷり使えます。月額は3,410円と給水型の中では高めで、初回出荷手数料2,200円もかかりますが、そのぶん機能とサポートのバランスが取れた機種です。2年未満で解約すると33,000円の引取手数料がかかるため、最低2年は使う前提で選びましょう。

5位 Locca litta|月額の安さで選ばれている卓上の人気機種

Locca litta(リッタ)

月額料金 Locca基本プラン2,580円(最低利用期間5年)/Loccaお得プラン2,380円(同6年)(税込)
タイプ 給水型・卓上
本体サイズ・重さ 高さ500mm×幅230mm×奥行347mm・12.8kg
除去物質 29種類(JIS規格17項目+その他12項目、PFOS・PFOAを含む)
フィルター交換 8か月に1回(1日約3.3Lが目安)
温度 冷水約5℃/温水約87℃/エコモード
タンク容量 給水タンク3.0L・冷水1.0L・温水1.0L
電気代の目安 月約587円(エコモード時約469円)
初期費用 初回登録事務手数料3,300円(税込)
解約金 最低利用期間内の解約は利用期間に応じた契約解除料あり

メリット

  • お得プランなら月額2,380円と今回の12機種で最安クラス
  • 29種類の除去物質でフィルター性能も十分
  • 冷水タンクをUV LEDで殺菌
  • 給水タンクを取り外して丸洗いできる

デメリット

  • 最低利用期間が5〜6年と長い
  • 常温水は使えない
  • 給水タンク3.0Lで補充回数は多め

Locca litta(ロッカ リッタ)は、プレミアムウォーターが運営する浄水型ブランド「Locca」の卓上モデルで、月額の安さが最大の魅力です。6年契約の「Loccaお得プラン」なら月額2,380円、5年契約の基本プランでも2,580円と、浄水型の中でもトップクラスに手ごろな料金で使えます。

本体は高さ50cm・幅23cmの卓上サイズで、キッチンカウンターに置いても圧迫感がありません。フィルターはJIS規格の17項目にその他12項目を加えた29種類を除去でき、PFOS・PFOAの除去にも対応しています。冷水タンクはUV LEDで殺菌され、給水タンクは取り外してシンクで丸洗いできます。注意したいのは最低利用期間の長さで、基本プランは5年、お得プランは6年です。期間内に解約すると契約解除料がかかるので、長く使うことが決まっている方ほどお得になる機種と考えておきましょう。

6位 ウォータースタンド ガーディアン|水道直結で水を注ぐ手間がゼロ

ウォータースタンド ガーディアン

月額料金 4,400円(税込)
タイプ 水道直結型・卓上(スタッフが訪問して設置)
本体サイズ 幅230mm×奥行230mm×高さ471mm
除去物質 20項目(JIS S 3201の17項目+JWPASの3項目、PFOS・PFOAを含む)
フィルター交換 6か月ごとに新しいフィルターが届く
温度 冷水5〜8℃/温水約93℃・約85℃・約75℃の3段階(瞬間温水)/常温水
電気代の目安 月約150円
カラー ホワイト・ブラック

メリット

  • 水道直結なので水の補充がいらない
  • 瞬間温水で電気代の目安が月約150円と安い
  • 温水を3段階から選べ、白湯やミルク作りに便利
  • 幅・奥行23cmの省スペース設計

デメリット

  • 月額4,400円は給水型より高い
  • 蛇口の近くにしか置けない
  • 設置にはスタッフの訪問が必要

ウォータースタンド ガーディアンは、キッチンの蛇口とつないで使う水道直結型の卓上モデルです。水は水道から自動で供給されるため、タンクに水を注ぐ手間がまったくありません。料理や飲み水にどんどん使っても水切れせず、家族が多い家庭ほど便利さを実感できます。

使う分だけその場で温める瞬間温水システムを採用していて、温水は約93℃・約85℃・約75℃の3段階から選べます。お湯を常に保温しておかないので、公式の電気代の目安は月約150円と、浄水型の中でも特に低い水準です。フィルターは20項目を除去し、PFOS・PFOAにも対応。6か月ごとに新しいフィルターが届きます。月額4,400円と給水型より高く、置き場所が蛇口の近くに限られる点は割り切りが必要ですが、「補充の手間をゼロにしたい」という方にとっては最も満足度の高い選択肢です。

7位 ウォータースタンド ピュアライフ S|コンパクトな卓上型で一人暮らしにもぴったり

ウォータースタンド ピュアライフS

月額料金 縛りなしプラン2,970円/3年プラン2,750円/5年プラン2,530円(税込)
タイプ 給水型・卓上
本体サイズ・重さ 幅260mm×奥行444mm×高さ470mm・16.1kg
除去物質 20項目(JIS S 3201の17項目+JWPASの3項目、PFOS・PFOAを含む)
フィルター交換 12か月に1回・無料でお届け(1日7L使用時)
温度 冷水5〜8℃/温水約93℃/常温水
タンク容量 給水タンク3.0L・冷水/常温/温水各1.0L
電気代の目安 月約446円(節電モード使用時の実測値)
解約金 縛りなしプランは0円/3年・5年プランは期間に応じて10,000〜40,000円

メリット

  • 5年プランなら月額2,530円と卓上型でも手ごろ
  • 縛りなしプランなら解約金0円
  • フィルター交換が年1回で手間が少ない
  • UV-LEDで注ぎ口・タンク内を自動除菌

デメリット

  • 奥行が44.4cmあり、置き場所の奥行に注意
  • 給水タンクが3.0Lで補充回数は多め
  • 縛りなしプランは月額がやや上がる

ウォータースタンド ピュアライフ Sは、2位で紹介したピュアライフ Lの卓上版です。フィルター性能はLと同じ20項目除去で、PFOS・PFOAにも対応しています。冷水・温水・常温水の3温度が使え、UV-LEDで注ぎ口とタンク内を自動で除菌してくれるので、卓上型でも機能面の妥協はほとんどありません。

料金は契約期間によって3段階で、5年プランなら月額2,530円、縛りなしプランでも2,970円です。縛りなしプランは解約金がかからないので、転勤や引っ越しの予定がある一人暮らしの方でも始めやすいのが魅力です。フィルター交換は12か月に1回と少なく、管理の手間もかかりません。ただし奥行は44.4cmあり、卓上型としてはやや大きめです。置きたい場所の奥行を事前に測っておきましょう。

8位 シャインウォーター|やさしいカラーの床置き型でインテリアになじむ

シャインウォーター

月額料金 レンタル3,300円(税込)※本体購入は74,800円(税込)も選べる
タイプ 給水型・床置き
本体サイズ・重さ 高さ118.0cm×幅30.0cm×奥行32.0cm・18kg(満水時約27kg)
除去物質 JIS S 3201の17項目+PFOS・PFOA(日本製の活性炭カートリッジ)
フィルター交換 3か月に1回・交換用カートリッジを郵送
温度 冷水5℃・8℃・10℃/温水80℃・85℃・90℃の各3段階(ECOモードあり)
電気代の目安 月約800円(ECOモード使用で約500円)
契約期間・解約金 2年/2年未満の解約はサーバー引取手数料14,300円(税込)
カラー シャーベットブルー・シャーベットピンク

メリット

  • 冷水・温水それぞれ3段階で温度を選べる
  • パステルカラーでキッチンやリビングが明るくなる
  • 解約時の引取手数料が14,300円と比較的低い
  • レンタルのほか本体購入も選べる

デメリット

  • カートリッジ交換が3か月ごとと頻繁
  • 電気代の目安が月約800円とやや高め
  • 支払いはクレジットカードのみ(デビット不可)

シャインウォーターは、ウチムラが運営する浄水型ウォーターサーバーで、シャーベットブルーとシャーベットピンクのやわらかいカラーが特徴です。白や黒が多いウォーターサーバーの中で、インテリアのアクセントになるデザインを求める方に選ばれています。

機能面では、冷水を5℃・8℃・10℃、温水を80℃・85℃・90℃の3段階から選べるのが便利です。赤ちゃんのミルクを作るときや、冷たすぎない水を飲みたいときに温度を合わせられます。カートリッジは日本製の活性炭で、JIS規格の17項目に加えてPFOS・PFOAも除去します。交換は3か月ごとと短めですが、カートリッジは郵送で届くので注文の手間はありません。契約期間は2年で、2年未満の解約時の引取手数料は14,300円と、ほかの床置き型より低めに設定されています。タッチパネル式の上位モデル「シャインウォーター リング」(月額3,630円)もあります。

9位 エブリィフレシャス tall+cafe|コーヒーメーカー一体型で水道水からカフェタイム

エブリィフレシャス tall+café

月額料金 3,850円(税込)※UCCドリップポッド代は別
タイプ 給水型・床置き(コーヒー抽出機能付き)
本体サイズ・重さ 幅290mm×奥行363mm×高さ1,125mm(フタを開けた高さ1,375mm)・20.6kg
除去物質 50種類(PFASの規制対象物質を含む)
フィルター交換 年1回(月間約100L使用時)・無料でお届け
温度 冷水5〜10℃/温水80〜85℃/高温水約90℃/常温水など6段階
コーヒー機能 UCCドリップポッド・好みの粉(専用フィルター付属)で自動ドリップ
解約金 レンタル開始から3年未満の解約で40,000円(契約時期により異なる)

メリット

  • ボタン1つで本格的なドリップコーヒーが淹れられる
  • 50種類除去のカートリッジで浄水性能が高い
  • 高温水・常温水を含む6段階の温度設定
  • 浄水器とコーヒーメーカーが1台にまとまり省スペース

デメリット

  • 月額3,850円で通常モデルより高い
  • ドリップポッド代が別途かかる
  • 3年未満の解約は40,000円かかる

エブリィフレシャス tall+cafeは、人気の床置きモデル「tall」にコーヒー抽出機能をプラスした浄水型サーバーです。UCCのノウハウを取り入れた抽出機能で、湯量を選んで「COFFEE」ボタンを押すだけで、蒸らしから抽出まで自動で行ってくれます。UCCのドリップポッドのほか、付属の専用フィルターを使えば好きな粉でも淹れられます。

浄水カートリッジはPFASの規制対象物質を含む50種類を除去でき、シリーズでも高性能なタイプです。温度は冷水・温水に加えて高温水(約90℃)や常温水など6段階で、カップ麺や紅茶にも使いやすくなっています。月額は3,850円とliteより約1,100円高くなりますが、毎日コーヒーを飲む家庭なら、コーヒーメーカーと浄水器を別々に置く必要がなくなります。キッチンのスペースを空けたい方、毎朝のコーヒーを手軽にしたい方におすすめです。

10位 しずくりあ Skitto|床置き型でも月額が手ごろでキャンペーンも使える

しずくりあ Skitto(スキット)

月額料金 2,640円(税込)※2026年10月時点で最大10か月871円になるキャンペーンを実施中
タイプ 給水型・床置き
本体サイズ・重さ 幅250mm×奥行350mm×高さ1,050mm・17kg
除去物質 17項目(JIS S 3201の法定11項目+任意5項目+PFOS・PFOA)
フィルター交換 6か月に1回・無料で定期配送
温度 冷水5〜7℃/温水81〜86℃/再加熱約90℃/ECOモード
タンク容量 給水タンク6.5L・冷水2.6L・温水1.8L
解約金(税込) 1年未満55,000円/1〜2年44,000円/2〜3年33,000円/3〜4年22,000円/4〜5年11,000円
運営 TOKAI(TOKAIグループ)

メリット

  • 床置き型で月額2,640円と手ごろ
  • キャンペーンで最大10か月月額871円になる
  • 給水タンク6.5Lの大容量で補充回数が少ない
  • UVクリーン・再加熱・節電モードを搭載

デメリット

  • 契約期間が5年と長い
  • 1年未満の解約は55,000円と高額
  • 常温水は使えない

しずくりあ Skittoは、ガスや通信事業で知られるTOKAIグループの浄水型サーバー「しずくりあ」の床置きモデルです。床置き型でありながら月額2,640円と手ごろで、2026年10月時点では最大10か月間月額871円で使えるキャンペーンも実施されています。

給水タンクは6.5Lと大容量で、卓上型のように頻繁に水を注ぐ必要がありません。再加熱機能やECOモード、注水口とタンク内を自動除菌するUVクリーンも搭載しています。フィルターはJIS規格の16項目にPFOS・PFOAを加えた17項目を除去し、6か月ごとに無料で届きます。注意点は契約期間で、5年以内に解約すると最大55,000円の解約金がかかります。「長く使う前提で、床置き型をできるだけ安く使いたい」という方に向いた機種です。

11位 クリクラ feel free Fit|床置きでも高さを抑えた給水しやすい設計

クリクラ feel free Fit 浄水型ウォーターサーバー

月額料金 お得プラン(5年)3,140円/スタンダードプラン(2年)3,440円/ライトプラン(1年)3,760円(税込・あんしんサポートパック460円込み)
タイプ 給水型・床置き(専任スタッフが設置)
本体サイズ・重さ 幅245mm×奥行383mm×高さ987mm(カバー付きは1,330mm)・約15kg
ろ過方式・除去物質 不織布・活性炭・中空糸膜/JIS S 3201の17項目+PFOS・PFOA
フィルター交換 カートリッジ交換不要(1年に1回サーバー本体をまるごと交換)
温度 冷水約4〜10℃/温水約80〜90℃
タンク容量 給水タンク6.0L・冷水2.3L・温水2L
カラー クールホワイト・ブルーブラック

メリット

  • カートリッジ交換が不要で手入れがラク
  • 1年に1回サーバーごと新品に交換
  • 給水タンク6.0Lの大容量
  • 専任スタッフが設置してくれる

デメリット

  • 常温水・再加熱・ECOモードはない
  • 月額3,140円〜と床置き給水型ではやや高め
  • 冷水のチャイルドロックは希望制

クリクラ feel free Fitは、3位のputioと同じfeel freeブランドの床置きモデルです。本体の高さは987mmと低めに抑えられていて、A4サイズほどのスペースに置けるスリムな設計です。給水タンクは6.0Lとたっぷり入るので、補充の回数を減らせます。

最大の特徴は、カートリッジ交換が不要なこと。そのかわりに1年に1回サーバー本体をまるごと新しいものに交換してくれるので、フィルターの交換作業が苦手な方や、内部の衛生面が気になる方でも安心です。設置も専任スタッフが訪問して行ってくれます。料金プランはputioと同じで、5年契約のお得プランなら月額3,140円です。機能は冷水・温水のシンプルな構成なので、常温水や再加熱が欲しい方はputioなどほかの機種と比べて選びましょう。

12位 ウォータースタンド アイコン|卓上タイプの水道直結型で補充いらず

ウォータースタンド アイコン

月額料金 4,400円(税込)
タイプ 水道直結型・卓上
本体サイズ・重さ 幅180mm×奥行340mm×高さ385mm・7.6kg
除去物質 20項目(JIS S 3201の17項目+JWPASの3項目、PFOS・PFOAを含む)
フィルター交換 6か月ごと
温度 冷水5〜8℃/温水約90℃・約80℃・約70℃の3段階/常温水
電気代の目安 月約518円
衛生機能 UVクリーン機能(未使用6時間で15分自動作動)
契約期間・解約金 最低利用期間なし・解約金0円

メリット

  • 幅18cmで水道直結型の中でもスリム
  • 契約期間の縛りがなく解約金0円
  • 温水を70℃・80℃・90℃から選べる
  • UVクリーン機能が自動で働く

デメリット

  • 月額4,400円で給水型より高い
  • 蛇口の近くに置く必要がある
  • 卓上型なので台やカウンターのスペースが要る

ウォータースタンド アイコンは、幅わずか18cmの水道直結型です。キッチンの蛇口とつなぐので水の補充が要らず、シンク横の小さなスペースにも置けます。重さも7.6kgと軽く、圧迫感がありません。

温水は約70℃・約80℃・約90℃の3段階から選べ、70℃は赤ちゃんのミルク作り、90℃はお茶やカップ麺と使い分けられます。未使用の状態が6時間続くと15分間自動で作動するUVクリーン機能もあり、衛生面の管理もおまかせできます。月額は4,400円とガーディアンと同じですが、最低利用期間がなく解約金もかからないので、「水道直結型を試してみたいけれど長期契約は不安」という方でも始めやすい機種です。

浄水型ウォーターサーバー12機種を比較|月額料金・フィルター・設置サイズ

ランキングで紹介した12機種を、比較の軸ごとに表にまとめました。気になる機種名をタップすると、それぞれの紹介に移動できます。

浄水型ウォーターサーバー12機種を比較|月額料金・フィルター・設置サイズ

月額料金とフィルター交換の頻度で比較

まずは毎月の費用と、フィルター・契約条件の比較です。月額は最も安いプランと高いプランの両方を載せています。

機種名 月額(税込) フィルター交換 除去物質 最低利用期間・解約金
Locca litta(リッタ)Locca litta 2,380円〜2,580円 8か月に1回 29種類 5〜6年・期間内は契約解除料
ウォータースタンド ピュアライフSウォータースタンド ピュアライフ S 2,530円〜2,970円 12か月に1回 20項目 縛りなしは0円/3・5年は最大40,000円
しずくりあ Skitto(スキット)しずくりあ Skitto 2,640円 6か月に1回 17項目 5年・最大55,000円
エブリィフレシャス liteエブリィフレシャス lite 2,750円 年1回 32種類 3年未満40,000円
ウォータースタンド ピュアライフ Lウォータースタンド ピュアライフ L 2,860円〜3,300円 9か月に1回 20項目 縛りなしは0円/3・5年は最大40,000円
クリクラ feel free putio(プティオ)クリクラ feel free putio 3,140円〜3,760円 半年に1回 JIS17項目+PFOS・PFOAなど 1年・2年・5年から選択
クリクラ feel free Fit 浄水型ウォーターサーバークリクラ feel free Fit 3,140円〜3,760円 不要(年1回サーバー交換) JIS17項目+PFOS・PFOA 1年・2年・5年から選択
シャインウォーターシャインウォーター 3,300円 3か月に1回 JIS17項目+PFOS・PFOA 2年・引取手数料14,300円
ハミングウォーター flowsハミングウォーター flows 3,410円 8か月に1回 PFAS除去対応 2年・引取手数料33,000円
エブリィフレシャス tall+caféエブリィフレシャス tall+cafe 3,850円 年1回 50種類 3年未満40,000円
ウォータースタンド ガーディアンウォータースタンド ガーディアン 4,400円 6か月ごと 20項目 縛りなし・解約金0円
ウォータースタンド アイコンウォータースタンド アイコン 4,400円 6か月ごと 20項目 縛りなし・解約金0円

月額だけを見ると、Locca litta、ピュアライフ S、しずくりあ Skittoの3機種が2,000円台半ばで最も手ごろです。ただしLocca littaとSkittoは5年以上の長期契約が前提なので、途中で解約する可能性があるなら、縛りなしプランを選べるウォータースタンドのほうが総額では安く済むこともあります。

フィルター交換の頻度は、年1回のエブリィフレシャスやピュアライフ Sが最も手間が少なく、シャインウォーターは3か月ごとと多めです。どの機種もフィルター代は月額に含まれていて、交換用が自動で届くので、費用面で差がつくことはありません。手間を減らしたいなら、交換そのものが不要なクリクラ feel free Fitも選択肢になります。

卓上・床置きの設置サイズと給水方法で比較

次に、置き場所を決めるうえで大切なサイズと給水方法の比較です。

機種名 設置 給水方法 本体サイズ(幅×奥行×高さ) 温度の種類
ウォータースタンド アイコンウォータースタンド アイコン 卓上 水道直結 180×340×385mm 冷水・常温水・温水3段階
ウォータースタンド ガーディアンウォータースタンド ガーディアン 卓上 水道直結 230×230×471mm 冷水・常温水・温水3段階
クリクラ feel free putio(プティオ)クリクラ feel free putio 卓上 給水タンク3.0L 240×362×415mm 冷水・常温水・温水・再加熱
Locca litta(リッタ)Locca litta 卓上 給水タンク3.0L 230×347×500mm 冷水・温水
ウォータースタンド ピュアライフSウォータースタンド ピュアライフ S 卓上 給水タンク3.0L 260×444×470mm 冷水・常温水・温水
クリクラ feel free Fit 浄水型ウォーターサーバークリクラ feel free Fit 床置き 給水タンク6.0L 245×383×987mm 冷水・温水
しずくりあ Skitto(スキット)しずくりあ Skitto 床置き 給水タンク6.5L 250×350×1,050mm 冷水・温水・再加熱
エブリィフレシャス tall+caféエブリィフレシャス tall+cafe 床置き 上部タンクに注ぐ 290×363×1,125mm 6段階(高温水・常温水含む)
シャインウォーターシャインウォーター 床置き 浄水タンク約5L 300×320×1,180mm 冷水・温水各3段階
ウォータースタンド ピュアライフ Lウォータースタンド ピュアライフ L 床置き 給水タンク4.5L 260×370×1,204mm 冷水・常温水・温水
エブリィフレシャス liteエブリィフレシャス lite 床置き 上部タンクに注ぐ 260×335×1,240mm 冷水・温水(ECOあり)
ハミングウォーター flowsハミングウォーター flows 床置き 給水タンク 公式サイトで要確認 冷水・常温水・温水・再加熱

卓上型は幅18〜26cmほどで、キッチンカウンターや棚に置けるのが利点です。ただし奥行は34〜44cmと意外にあるので、カウンターの奥行が足りるかは必ず確認しましょう。床置き型は幅25〜30cmほどで、高さは1m前後〜1.2m台。床に直接置けるぶんカウンターを占領しませんが、コンセントの位置と、背面・側面の放熱スペース(5〜15cm程度)も考えて場所を決める必要があります。

給水方法では、給水タンクの容量が補充の回数に直結します。卓上型は3.0Lが中心なので、家族で使うと1日に何度も補充することになります。補充の手間を減らしたいなら、6L以上入る床置き型か、補充そのものが要らない水道直結型を選ぶと快適です。

目的別に選ぶ浄水サーバーのおすすめ

12機種の中から、よくある4つの目的別に最も合う機種を選びました。それぞれ、その目的で見たときの強みと注意点に絞って紹介します。

とにかく安く始めたいなら|Locca litta

Locca litta(リッタ)

最安の月額 2,380円(Loccaお得プラン・6年)
1日あたりの目安 約78円(月額を30日で割った場合)
電気代の目安 月約587円(エコモード時約469円)
追加費用 フィルター代は月額に含まれる(初回のみ登録事務手数料3,300円)
注意点 最低利用期間5〜6年・期間内の解約は契約解除料

メリット

  • 12機種の中で最も月額が安い
  • 2Lペットボトル1日1本分の出費より安く済む
  • 電気代も控えめでトータルコストが低い

デメリット

  • 安さの条件として長期契約が必要
  • 常温水がない

「まずは浄水型ウォーターサーバーを安く始めたい」という方には、Locca littaが最も合っています。Loccaお得プランなら月額2,380円で、1日あたり約78円。2Lペットボトルを1日1本買うよりも安く、冷水と温水がいつでも使えるようになります。電気代の目安もエコモードなら月約469円と控えめで、月の合計は3,000円前後に収まります。

ただし、この安さは6年という長い契約期間とセットです。引っ越しや家族構成の変化が予定されている場合は、解約金0円の縛りなしプランがあるウォータースタンド ピュアライフ S(月額2,970円)と、総額で比べてみるのがおすすめです。

水を入れる手間をなくしたいなら|ウォータースタンド ガーディアン

ウォータースタンド ガーディアン

給水方法 水道直結(蛇口に分岐水栓を取り付け)
補充の手間 なし(使った分だけ自動で給水)
月額料金 4,400円(税込)
温水 約93℃・約85℃・約75℃の3段階(瞬間温水)
設置 スタッフが訪問して取り付け(壁や水道管に穴は開けない)

メリット

  • 水を汲んで注ぐ作業が一切ない
  • 料理や家族の飲み水に大量に使っても水切れしない
  • 電気代の目安が月約150円と安い

デメリット

  • 置き場所が蛇口の近くに限られる
  • 給水型より月額が1,000〜2,000円ほど高い

給水型を使っていて一番の不満になりやすいのが、タンクが空になるたびに水を汲んで注ぐ手間です。家族4人で飲み水や料理に使うと、卓上型の3Lタンクでは1日に何度も補充することになります。ガーディアンなら水道から自動で給水されるので、その手間がまったくありません。

ウォータースタンドの公式FAQによると、取り付けは壁や水栓、水道管に穴を開けない方法で行われ、取り外せば元に戻せるため賃貸住宅でも設置できます。月額は4,400円ですが、補充の手間と水切れのストレスがなくなることを考えると、使う量が多い家庭ほど満足度の高い選択です。

一人暮らしのキッチンに置くなら|ウォータースタンド ピュアライフ S

ウォータースタンド ピュアライフS

設置 卓上(幅260mm×奥行444mm×高さ470mm)
月額料金 2,530円(5年)/2,750円(3年)/2,970円(縛りなし)
解約金 縛りなしプランは0円
フィルター交換 12か月に1回
温度 冷水・常温水・温水の3温度

メリット

  • 縛りなしプランで転勤・引っ越しにも対応しやすい
  • 1人分の使用量なら3Lタンクでも補充は1日1回程度
  • フィルター交換が年1回で管理がラク

デメリット

  • 奥行が44.4cmあり、狭いキッチンでは置き場所を選ぶ
  • 縛りなしプランは月額がやや高め

一人暮らしでは、使う水の量が1日2〜3L程度に収まることが多く、卓上型の3Lタンクでも補充は1日1回ほどで済みます。ピュアライフ Sは冷水・温水・常温水の3温度が使え、朝の白湯から夜のお茶まで1台でまかなえます。

一人暮らしで特に大事なのが契約の身軽さです。転勤や引っ越しが多い時期は、長期契約で解約金が発生するとかえって高くつきます。ピュアライフ Sの縛りなしプランなら、月額2,970円でいつ解約しても解約金は0円です。長く住む予定が決まっているなら、5年プランで月額2,530円に抑える選び方もできます。もっと奥行が短い機種がよければ、幅24cm・床面の奥行28cmのクリクラ feel free putioも候補になります。

コーヒーもよく飲むなら|エブリィフレシャス tall+cafe

エブリィフレシャス tall+café

コーヒー機能 ボタン1つで自動ドリップ(蒸らし・温度・抽出スピードも自動)
使えるコーヒー UCCドリップポッド(緑茶・紅茶もあり)/好みの粉(専用フィルター付属)
月額料金 3,850円(税込)※ドリップポッド代は別
温度 高温水約90℃・常温水を含む6段階
後片付け ホルダーを外して中身を捨て、水洗いするだけ

メリット

  • コーヒーメーカーを別に置かなくてよい
  • 浄水した水で淹れるのでカルキ臭が気にならない
  • ポッドのセットから約15秒で抽出を始められる

デメリット

  • コーヒーを飲まない人には割高
  • ドリップポッド代が別にかかる

毎日コーヒーを飲む家庭では、コーヒーメーカーに水を入れる、お湯を沸かす、ドリッパーを洗うといった手間が意外にかかります。tall+cafeなら、ポッドを専用ホルダーにセットしてボタンを押すだけで、浄水した水で淹れたコーヒーができあがります。抽出後はホルダーを外して中身を捨て、水洗いするだけです。

浄水カートリッジは50種類の物質を除去する高性能タイプで、コーヒーの味を左右する水のカルキ臭も抑えられます。月額はliteより1,100円高い3,850円ですが、コーヒーメーカーの購入費と置き場所が不要になると考えれば、コーヒー好きの家庭には十分に元が取れる1台です。

水道水の浄水型ウォーターサーバーの選び方

浄水型ウォーターサーバーは、見た目が似ていても料金体系や契約条件が大きく違います。後悔しないために、次の6つのポイントを順番に確認していきましょう。

水道水を入れる給水型か、工事して使う水道直結型か

最初に決めたいのが、給水型と水道直結型のどちらにするかです。目安は1日に使う水の量と、置きたい場所が蛇口の近くかどうかです。

1日の使用量が3L前後までの一人暮らしや二人暮らしなら、給水型で十分です。月額は2,000円台からと安く、コンセントさえあればリビングや寝室にも置けます。一方、家族4人で飲み水だけでなく料理や麦茶づくりにも使う場合、1日の使用量は5〜10Lになることもあり、給水型では補充が負担になります。この場合は、月額が4,000円台になっても水道直結型を選ぶほうが快適です。

水道直結型を選ぶ場合は、キッチンの蛇口の形状によって分岐水栓が取り付けられないケースもあります。申し込み前に蛇口の写真を用意して、設置できるか確認しておくとスムーズです。

置き場所に合わせて卓上か床置きかを決める

次に、卓上型か床置き型かを決めます。キッチンカウンターや棚に空きスペースがあるなら卓上型、床に置き場所を確保できるなら床置き型が基本です。

卓上型は本体が小さく、目線の高さで操作できるので、かがまずに水を注げます。ただし奥行が34〜44cmほどある機種が多く、一般的なキッチンカウンターの奥行(60〜65cm前後)でも、調理スペースがかなり狭くなることがあります。床置き型は幅25〜30cmほどで、高さは1m前後〜1.2m台。給水タンクの容量が大きい機種が多く、補充の回数を減らせるのが利点です。

どちらの場合も、本体の背面や側面には放熱のための隙間が必要です。たとえばエブリィフレシャス tall+cafeは背面・側面を5cm以上、しずくりあ Skittoは側面10cm以上・背面15cm以上空けるよう案内されています。カタログ上のサイズだけでなく、この隙間も含めて置き場所を測りましょう。

月額・電気代・フィルター代を合わせたトータルコストで比べる

浄水型ウォーターサーバーの費用は、月額レンタル料+電気代+水道代で考えます。今回紹介した12機種は、いずれもフィルター代と配送料が月額に含まれているので、フィルター代が別にかかることはありません。

電気代は機種によって差があり、公式の目安では瞬間温水のウォータースタンド ガーディアンが月約150円、ピュアライフ Lが月約462円、Locca littaが月約587円(エコモード時約469円)、シャインウォーターが月約800円(ECOモードで約500円)です。月額だけでなく電気代を足して比べると、順位が入れ替わることもあります。水道代はろ過に使う量だけなので、1日10L使っても月数十円程度にとどまります。

初期費用にも注意が必要です。ハミングウォーター flowsは初回出荷手数料が2,200円、Locca littaは初回登録事務手数料が3,300円かかり、クリクラ feel free putioは一部カラーを選ぶと初回のみカラーオプション料2,200円が必要です。

フィルターで除去できる物質の数とPFASへの対応を確認する

フィルター性能は、除去できる物質の数とPFAS(有機フッ素化合物)への対応で比べるのが分かりやすい方法です。

除去物質の数は、家庭用浄水器の試験方法を定めたJIS S 3201の17項目を基本に、各社が独自の項目を加えて公表しています。今回の12機種では、エブリィフレシャス tall+cafeの50種類、エブリィフレシャス liteの32種類、Locca littaの29種類が多く、ウォータースタンドの各機種は20項目、しずくりあ Skittoは17項目です。浄水器協会のサーバー形浄水器の解説によると、サーバー形の浄水器も試験方法はJIS S 3201に規定されている一方、製品規格としては検討中とされています。

PFASについては、環境省の有機フッ素化合物(PFAS)に関するページでも、国の取り組みや健康影響についての情報がまとめられています。水道水ではPFOS・PFOAの合算値で50ng/Lという基準が設けられ、2026年4月からは水質基準として水道事業者に検査が義務付けられました。水道水が基準を満たしていても、家庭でさらに取り除きたいと考える方は、PFOS・PFOAの除去に対応した機種を選ぶと安心です。今回紹介した12機種は、いずれもPFOS・PFOAの除去に対応しています。

最低契約期間と解約金をチェックする

見落としやすいのが、最低契約期間と解約金です。浄水型ウォーターサーバーは、月額が安い機種ほど長期契約になっている傾向があります。

今回の12機種では、Locca littaは5〜6年、しずくりあ Skittoは5年(1年未満の解約は55,000円)、エブリィフレシャスは3年未満の解約で40,000円、ハミングウォーター flowsは2年未満で33,000円、シャインウォーターは2年未満で14,300円がかかります。一方、ウォータースタンドのピュアライフ L・Sの縛りなしプランや、アイコン・ガーディアンは解約金がかかりません。

国民生活センターもウォーターサーバーの勧誘トラブルについて注意を呼びかけており、解約時に高額な解約料を請求されたという相談が寄せられています。申し込む前に、契約期間と解約金、解約の連絡方法まで公式サイトで確認しておきましょう。

自動クリーン機能など衛生面の機能も見ておく

浄水型は塩素を取り除いた水をタンクにためるため、タンク内の衛生管理が大切です。最近の機種はUV(紫外線)LEDによる除菌機能を搭載しているものが多く、手入れの負担を減らせます。

たとえば、ウォータースタンド ピュアライフ Sは注ぎ口とタンク内をUV-LEDで自動除菌し、アイコンは未使用が6時間続くと15分間UVクリーンが自動で作動します。Locca littaは冷水タンクをUV LEDで殺菌、しずくりあ Skittoも注水口とタンク内のUVクリーンを搭載しています。クリクラ feel freeのputioとFitは、1年に1回サーバー本体をまるごと交換する仕組みで衛生面をカバーしています。シャインウォーターは塩素・UV・熱を組み合わせたトリプルクリーンシステムを採用しています。

給水タンクを取り外して丸洗いできるかどうかも、日々のお手入れのしやすさを左右します。

浄水型ウォーターサーバーのメリット

浄水型ウォーターサーバーを使うと、毎日の水まわりの手間とコストがどう変わるのかを見ていきます。

水代がかからず飲み放題で使える

浄水型の最大のメリットは、水代がかからず、月額定額で好きなだけ使えることです。かかるのはサーバーの月額と電気代、そしてわずかな水道代だけです。

たとえば2Lペットボトルを1本100円で1日1.5本買うと、月の出費は約4,500円になります。月額2,750円のエブリィフレシャス liteなら、それだけで毎月1,500円以上浮く計算です。宅配型ウォーターサーバーも水を使うほど費用が増えるため、飲み水だけでなくご飯を炊く水やスープ、麦茶づくりにもたっぷり使いたい家庭ほど、浄水型の定額制が有利になります。

重いボトルの受け取りや保管がいらない

宅配型ウォーターサーバーは、12L前後のボトルが定期的に届くため、受け取りのために在宅する必要があります。ボトルは1本12kg前後と重く、サーバーに持ち上げてセットするのも一苦労です。浄水型ならボトルの受け取り・交換・保管がすべて不要になります。

玄関や収納に予備のボトルを積んでおく必要もないので、部屋のスペースを有効に使えます。重い荷物を持つのがつらい高齢の方や、妊娠中の方、日中に家を空けることが多い共働き世帯にとっても大きなメリットです。

空きボトルのゴミが出ない

ペットボトルの水を買っていると、空きボトルを洗ってラベルを剥がし、つぶして分別する手間が毎日のように発生します。宅配型ウォーターサーバーでも、使い捨てタイプのボトルなら空き容器のゴミが出ます。

浄水型なら水道水を使うので、ボトルのゴミがまったく出ません。ゴミ出しの回数が減るだけでなく、プラスチックごみの削減にもつながります。マイボトルにサーバーの水を入れて持ち歩けば、外出先で飲み物を買う機会も減らせます。

冷水・温水がすぐ使えて料理や赤ちゃんのミルクにも便利

冷たい水とお湯がボタン1つで出てくるのは、ウォーターサーバーならではの便利さです。朝の白湯やお茶、カップ麺、インスタントの味噌汁などがすぐに作れ、お湯を沸かして待つ時間がなくなります。

赤ちゃんのミルク作りでも活躍します。厚生労働省が公表している乳児用調製粉乳の安全な調乳に関するガイドラインでは、粉ミルクを溶かすお湯は70℃以上を保つこととされています。温水が80℃以上で保たれている機種なら、夜中の授乳でもすぐにミルクを作れます。ウォータースタンド アイコンのように温水温度を70℃に設定できる機種もあります。

浄水型ウォーターサーバーのデメリット|水道水ならではの弱点

便利な浄水型ウォーターサーバーにも、水道水を使うからこその弱点があります。契約してから後悔しないよう、あらかじめ確認しておきましょう。

天然水と比べると味の好みが分かれる

浄水型の水は、もとは住んでいる地域の水道水です。フィルターでカルキ臭やカビ臭は取り除かれるため、蛇口の水よりずっと飲みやすくなりますが、天然水ならではのミネラル感や採水地ごとの風味までは再現できません。

水の味は地域の水源によっても変わります。浄水の味が気になる方は、家電量販店のショールームなどで試飲できる機種もあるので、事前に確かめてみるのがおすすめです。どうしても天然水の味にこだわりたい方は、宅配型ウォーターサーバーのほうが満足できるでしょう。

給水型はこまめな水の補充が必要

給水型は、タンクの水が減ったら自分で水道水を汲んで注ぐ必要があります。卓上型の給水タンクは3L前後が多く、家族で使うと1日に何度も補充することになります。補充を忘れると冷水や温水がすぐに出せない点にも注意が必要です。

補充の手間を減らすなら、エブリィフレシャスのように上部から注げる機種や、6L以上の大容量タンクを持つしずくりあ Skitto、クリクラ feel free Fitを選ぶと負担が軽くなります。補充そのものをなくしたいなら水道直結型を検討しましょう。

フィルター交換や本体のお手入れが欠かせない

フィルターは使い続けると除去性能が落ちるため、決められた時期に交換する必要があります。交換用は自動で届きますが、届いたまま放置すると浄水性能が落ちた状態で使い続けることになるので、届いたらすぐに付け替える習慣をつけましょう。

また、塩素を取り除いた水は、水道水よりも雑菌が繁殖しやすい状態です。給水タンクや受け皿、注ぎ口は、取扱説明書に沿って定期的に洗いましょう。UVクリーン機能がある機種でも、外側から手が触れる部分のお手入れは必要です。

断水時は使えず災害用の備蓄にはならない

浄水型ウォーターサーバーは水道水を使うため、断水すると新しい水が作れません。停電時は冷水・温水の機能も止まります。宅配型のように未開封のボトルを備蓄として置いておくこともできません。

農林水産省の家庭備蓄ポータルでは、飲料水は1人1日3Lを目安に、最低3日分〜1週間分を備えておくことがすすめられています。浄水型ウォーターサーバーを使う場合も、ペットボトルの水は別に備えておきましょう。

賃貸で水道水サーバーを置く前に確認したいこと

賃貸住宅でも浄水型ウォーターサーバーは使えますが、タイプによっては事前に確認しておきたいことがあります。

水道直結型の工事は管理会社や大家さんの許可が必要なことがある

給水型は工事が要らないので、賃貸でも許可なく使えます。気をつけたいのは水道直結型です。直結型は蛇口に分岐水栓を取り付けて専用ホースでつなぐため、物件によっては設備の変更として管理会社や大家さんへの確認が必要になることがあります。

ウォータースタンドの公式FAQでは、壁や水栓、水道管に穴を開けるような作業は行わず、取り外せば元に戻せるため賃貸でも設置可能と案内されています。それでも、賃貸契約で「設備の変更は事前に連絡」と定められている物件は少なくありません。トラブルを避けるために、申し込む前に管理会社へひと言相談しておくと安心です。

キッチンからの距離と水を運ぶ動線を考えて置き場所を決める

給水型はどこにでも置けるのが魅力ですが、水を汲む蛇口から遠い場所に置くと、補充のたびに重い水を運ぶことになります。3Lの水は約3kg。ピッチャーを持って部屋を行き来するのは、毎日続くと負担になります。

賃貸のワンルームや1Kでは、キッチンの近くにコンセントがあり、冷蔵庫などと並べられる場所が理想です。床置き型は通路をふさがないか、扉や引き出しの開閉に干渉しないかも確認しましょう。直結型は蛇口から延ばすホースの長さに限りがあるため、シンクの横に設置スペースがあるかが前提になります。

引っ越し・退去のときの撤去や移設の費用を確認しておく

賃貸住まいの方は、引っ越しのタイミングでサーバーをどうするかも考えておきましょう。契約期間内に解約すると解約金がかかるため、引っ越しが近い場合は縛りなしプランのある機種が向いています。

引っ越し先でも使い続ける場合の扱いはメーカーによって異なります。たとえばウォータースタンドは、引っ越しに伴う取り外し・設置の作業を無料で行うと案内しています。給水型なら自分で荷物と一緒に運べる機種もありますが、移動の前にタンクの水を抜く必要があります。退去時に慌てないよう、契約時に撤去や移設の条件を確認しておきましょう。

停電・断水に備えて飲み水は別に用意しておく

先ほどデメリットで触れたとおり、浄水型ウォーターサーバーは断水時に使えません。集合住宅では、停電すると受水槽からくみ上げるポンプが止まり、断水になる建物もあります。

そのため、サーバーとは別に、ペットボトルの水を家族の人数分×3日分以上は用意しておきましょう。賃貸で収納が限られている場合は、普段から少し多めに買っておき、使った分を買い足すローリングストックが続けやすい方法です。

浄水型ウォーターサーバーのよくある質問

最後に、浄水型ウォーターサーバーを検討している方からよく寄せられる質問にまとめて答えます。

浄水型ウォーターサーバーの水はおいしい?

水道水特有のカルキ臭やカビ臭が取り除かれるので、蛇口の水と比べてかなり飲みやすくなります。さらに冷水で飲むと、においや雑味を感じにくくなります。

ただし、もとの水は地域の水道水なので、天然水のような風味やミネラル感とは異なります。ウォータースタンドのように、機種によって「すっきりした味」「まろやかな味」とフィルターの特徴を案内しているメーカーもあります。気になる方は、ショールームや家電量販店で試飲してから選ぶと安心です。

ウォーターサーバーに入れた水道水は何日もつ?

浄水した水は塩素が取り除かれているため、水道水より日持ちしません。給水タンクに入れた水は、できるだけ1〜2日で使い切るのが目安です。

サーバー内の冷水・温水タンクは、冷却・加熱やUV除菌機能で衛生が保たれる設計になっていますが、旅行などで数日使わなかったときは、タンクの水を入れ替えてから使いましょう。電源を抜いてよいかどうかは機種によって異なるので、取扱説明書で確認してください。

浄水器とウォーターサーバーはどっちがお得?

費用だけを比べれば浄水器のほうが安くなります。蛇口直結型やポット型の浄水器はカートリッジ代だけで、月数百円程度で使えます。浄水型ウォーターサーバーは月額2,000〜4,000円台に電気代がかかります。

一方で、浄水器は冷水や温水を自分で用意する必要があります。白湯やお茶、ミルク作りなどでお湯を使う機会が多い家庭では、毎回お湯を沸かす手間と時間がなくなるぶん、ウォーターサーバーの便利さが上回ります。「冷水と温水がすぐ使えること」に月額分の価値を感じるかどうかで判断しましょう。

浄水型ウォーターサーバーでPFASは除去できる?

PFOS・PFOAの除去に対応した機種なら除去できます。今回紹介した12機種は、いずれもPFOS・PFOAの除去に対応したフィルターを搭載しています。たとえばエブリィフレシャス liteはPFAS除去率99.7%、クリクラ feel free putioはPFOS・PFOAの除去率98%以上(浄水器協会の自主規格基準に基づく実測値)と公表しています。

ただし、除去率はフィルターの交換時期を守って使った場合の性能です。交換時期を過ぎると性能が落ちるため、届いたフィルターは早めに交換しましょう。PFASに関する国の考え方や水道水の基準については、環境省のPFASに関するよくある質問も参考になります。

浄水型ウォーターサーバーの電気代は月いくら?

機種によって月約150円〜800円程度が目安です。公式の目安では、瞬間温水のウォータースタンド ガーディアンが月約150円、ピュアライフ Sが月約446円、ピュアライフ Lが月約462円、ウォータースタンド アイコンが月約518円、Locca littaが月約587円(エコモード時約469円)、ハミングウォーター flowsが月約711円、シャインウォーターが月約800円(ECOモードで約500円)です。

電気代を抑えるには、ECOモードや節電モードを活用するのが効果的です。寝ている間や外出中に温水の温度を下げるだけでも、電気代を減らせます。

赤ちゃんのミルク作りに使っても大丈夫?

多くの浄水型ウォーターサーバーは赤ちゃんのミルク作りに使えます。ウォータースタンドも公式FAQで、赤ちゃんのミルクにも使えると案内しています。浄水した水道水は軟水なので、粉ミルクにも合わせやすい水です。

ミルクを作るときは、70℃以上のお湯で粉ミルクを溶かし、人肌まで冷ましてから飲ませるのが基本です。温水が80℃以上で保たれている機種なら、そのまま調乳に使えます。温水のチャイルドロックが標準で付いている機種がほとんどですが、上の子がいる家庭では全操作をロックできる機種を選ぶとさらに安心です。気になることがあれば、かかりつけの小児科医や保健師に相談してください。

まとめ|水道水で使える浄水型ウォーターサーバーは手間とコストのバランスで選ぼう

水道水で使える浄水型ウォーターサーバーは、水代がかからず定額で使い放題、ボトルの受け取りやゴミ出しも不要という、毎日の水まわりをぐっとラクにしてくれる家電です。選ぶときは、次のポイントを押さえておきましょう。

浄水型ウォーターサーバー選びのポイント
  • 使う量が少なければ給水型、多ければ補充不要の水道直結型
  • 置き場所に合わせて卓上型か床置き型かを決める(奥行と放熱スペースも確認)
  • 月額だけでなく電気代・初期費用を足したトータルコストで比べる
  • 除去物質の数とPFOS・PFOAへの対応を確認する
  • 最低契約期間と解約金は必ず申し込み前にチェックする

迷ったら、月額2,750円で上から注ぐだけのエブリィフレシャス liteや、解約金0円の縛りなしプランがあるウォータースタンド ピュアライフ Lから検討するのがおすすめです。とにかく安さを重視するならLocca litta、補充の手間をなくしたいならウォータースタンド ガーディアンが候補になります。

料金やキャンペーンは時期によって変わるため、最新の条件は各社の公式サイトで確認してから申し込んでください。自分の暮らしに合った1台で、毎日の水をもっと手軽に楽しみましょう。